人はどうして悩むのだろう
取り囲む壁を透明にできればいいのに

人はどうして迷うのだろう
目の前の道を一本に出来ればいいのに

人はどうして哀しむのだろう
二度と離れない紐があればいいのに

人はどうして繰り返すのだろう
やがて来る未来がわかればいいのに

人はどうして答えを探すのだろう
心が広がる青空ならいいのに

人はどうして納得しないのだろう
感謝で世界が満ちればいいのに

人はどうして愛しいのだろう
神へと近づきたいと願う
その愚かさが愛しいのだろう

 

人はどうして人なのか
何千年もの彼方から
誰かの声が聞こえてくる


 

 

 

 

(C)Makoto ATOZI