平井堅『楽園』

0 0
Read Time:15 Second

楽園 Makoto ATOZI

平井堅『楽園』2000/1/19

30歳のときの吾のデビュー作。

ソニー製のカセットテープに入ったデモ音源を擦り切れるほど聴いて書かせていただいた。

世の中は世紀末的な空気も漂うような中、ノストラダムスの予言をよそに、時代は2000年を迎えた。

この歌を書いたのは1999年、6月ごろだったと記憶している。

人生の圧倒的な波を感じながら、自分自身ももがいていた時期。

闇の中に射す一筋の光のような歌を描きたかった。

大人の心を歌にしたかった。

西側に向かうとても小さなスペースのデスクで書いた。書き終わった時には放心して、ぼくは泣きじゃくっていた。

発売されてしばらくして渋谷に出かけたとき。街中からこの歌が流れてきて衝撃を受けた。自分が書いた歌が東京のど真ん中のスピーカーから流れている。

いろんなことがあった。いいことばかりではなかった。

でもこの歌があったから、気づけたことがたくさんあった。

ありがとうの気持ちだけがある。この作品に携わっていた全ての方々に、感謝の気持ちは伝えきれないほど溢れている。この歌を聴いて、大好きなのだと言ってくださる方々に、本当にありがとうございます。

人生は不思議なものです。

あらゆることがありえる。

がんばりたいです。いつまでも。

与えていただいた運命を無駄にしないように。

一筋の光を描き続けよう。

笑われようとも、何を言われようとも、自分自身恥ずかしかろうとも、諸行無常。いつか必ず、ご恩返しができますように。

いい歌を紡ぎたい。

これからもずっと。ずっと。

 

Happy
Happy
0 %
Sad
Sad
0 %
Excited
Excited
0 %
Sleepy
Sleepy
0 %
Angry
Angry
0 %
Surprise
Surprise
0 %